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歯の神経を取った後に起こる事

歯の神経を取り除いた後はいくつかの変化が起こります。 虫歯 の治療では、 虫歯 が大きくなると歯の神経の処置を行います。 大きい 虫歯 の治療では、何もしなくても歯が痛い場合は神経を取り除きます。        神経を取り除く事で起こる事 知覚が消失する。    歯が変色する 歯の水分量が減るため、割れやすくなる。 歯科医師は患者様が 虫歯 による痛みを訴える場合、 虫歯 を除去し、痛みを取り除くための治療を行います。 神経を取り除く事で歯の知覚が消失し、痛みが取れてきます。 神経を取った後は、徐々に歯の色が変色するため前歯の治療では注意が必要です。 また、神経を取り除いた歯は水分量が減少するため、割れやすくなっていきます。 日常生活に支障をきたすような場合は、神経を取り除いた方が良いです。 また、神経に到達しているような大きな虫歯は、痛みがない場合でも事前に神経を取る事も あります。 将来的に痛みが起きないようにするために、あらかじめ神経の処置を行います。 いずれにせよ、神経を取る必要がないように、 虫歯 がない口の中の環境を維持する事が第一です。    柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~

2021~クリスマス

 当院のイルミネーションが点灯しました。 2021年も段々と終わりが近づいて来ました。 2年近く、外出もままならない状況でしたが、少しずつ感染者数も減少してきました(新しいコロナ株の出現等、以前予断を許さない状況ですが)。 歯科医院 を訪れる患者様も、治療を受けたくても受けれなかったという方が少しずつ来院するようになってきました。 知り合いの方と、このような時代だからこそ、イルミネーションの飾り付けをやってみましょうという話しになり行ってみましが、非常に有意義な時間でした。 当院では、来年以降も続けていきたいと思います。 近くをお通りの際は是非見てみてください。    柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~

子供の虫歯は親の意識次第?

皆様は幼少期の頃に 虫歯 はありましたか? 私は恥ずかしながら 虫歯 の多い子でした。 これまで、たくさんのお子さんを診療してきましたが、やはり、 子供の虫歯は親の意識次第では。 と日々の診療で感じています。 虫歯の多い子の特徴 虫歯 になる、ならないは生活習慣に起因します。 そのため、家庭環境がどうしても子供の口の中に反映してしまうのです。 また、 虫歯 が多い子は少ない子に比べて集中力や記憶力が低い傾向があるという統計資料もあります。 お子さんの健やかな成長のためにも、お口の中の健康維持を目指しましょう。      なぜ、きれいな口の中だと良いのか 子供の頃から口の中が 虫歯 がなく、汚れも少ないきれいな状態だと、少しでも汚れてくると、子供自身が気になりだします。 つまり、口の中がきれいな状態を、親が当たり前にしてあげるのです。 口の中の意識が高まると、他の身の周りの事も 子供自身で、きれいにする事が習慣化されやすいと思います。 私が 虫歯 0のお子さんと保護者様を見て感じるのは お子さんの情緒が安定している。 子供のうちから自分なりの意見を言える。 自分の事が早い段階から出来て、自立心がある。 親子関係が良好である。 など様々な良い点が挙げられます。     虫歯 の少ない子にするための方法          ポイント 甘いものは、めりはりをつけて与える。 歯磨きを習慣化させる。 かかりつけ医での検診、フッ素塗布 何も完全に甘いものを取り上げる事はないのです。 一番 虫歯 になりやすいパターンは、いつも口の中に甘いものが入ってる状態、例えば清涼飲料水を持ち歩かせたり、飴をずっと舐めさせるなど。 親の仕上磨きは無理に長時間行わず、少しずつ時間を増やしましょう。 乳児期は、ガーゼを指にまいて汚れを取るなどで大丈夫です。 出来たら良く褒めてあげましょう。   まとめ    歯科医院での定期検診、フッ素塗布、他の予防処置を3~6か月に1回行いましょう。 虫歯 がなければ、痛い経験もしないので、怖がる事はありません。 クリニックで号泣するのは 虫歯 の多い子です。 自分の 虫歯 が多い事を分かっているのです。 お子さんの健やかな成長に、お口の中の健康の維持は、日々の診療で非常に重要であると感じています。    柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~  

歯周病のイメージ

歯周病とはどのような疾患なのでしょうか? 【調査概要】 ヤーマン株式会社 ■オーラルケアに関する意識調査 対象:全国の20代~60代の569名 男性 296名、女性 309名 調査期間:2020年10月9日~2020年10月14日 調査方法:インターネット調査   上のアンケート調査を見ると、実に80%近くの人が歯周病が気になるという結果が出ています。 何となく、歯茎が腫れる疾患というイメージはあると思いますが、腫れた状態が続くと、どのような事が起きてくるかという事まで想像出来る方は少ないと思います。 皆様、突然ですが、鉢に入った植木をイメージしてください。 鉢の中の土が半分位に減ると木は揺れてきますよね。 土が全てなくなったら木は倒れてしまいます。 まさにこれが歯周病のイメージです。 歯周病 とは歯の根の周りの骨(植物の根の周りの土)が減る疾患なのです。 歯周病 の怖いところは、無症状のまま進行することです。 大きい虫歯のような激痛がおきないため、何となく放置してしまい、気づいた頃には歯がぐらぐらになって抜歯になってしまいます。 「悪くない歯を歯科医院で抜かれて入れ歯になった」 という方が居ますが、実際は 《虫歯ではないが、歯周病でやむなく抜いたケース》がほとんどです。 歯周病 の進行を抑えるには、この骨の減少を防ぐ事が重要です。 この骨がしっかりしていると生涯、歯を失う事なく、自分の歯で食事を取れるでしょう。 この骨の減少を防ぐために、歯科医院では 歯周病 の治療 口腔内のケアの指導 定期的なメンテナンス 等を行っています。 歯周病 という疾患のイメージが分かっていただけましたでしょうか。 歯周病 は様々な治療法があり、予防出来る疾患です。 かかりつけの歯科医院で定期的に 歯周病 の検診をする事をおすすめします。           柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~  

虫歯の治療後の痛みについて

歯科治療において、治療後に痛くなる事があります。  虫歯 を取り除いて、治療後に痛みが出る。 歯科医院に、痛みを取りにいくはずが、逆に痛みが出るのは患者様への印象は良くないですよね。それが元々痛くない歯であればなおさらです。      原因としては 治療中に神経に切削熱などの刺激が加わった。  処置後の詰め物のが高いため、噛み合わせが強くなり、神経を刺激した。 根の周りの膜が炎症を起こした。 元々、神経が炎症を起こしていた。           等が挙げられます。 治療を行うことで痛むリスクがあるなら、放っおいても良いのでは? と考える方もいるかもしれません。 しかし、 虫歯 を放置するとでいずれ菌に感染し、歯を失う事になります。         歯の神経を残す治療の場合は ①治療後痛くない→経過観察 ②冷たい物がしみる、噛むと痛い→経過観察 ③温かい物がしみる、痛い→神経上部のみ除去 等の対応をします。 神経を残す前提で治療し、被せたり詰めたりした場合は、神経上部のみ除去し、根の中の神経を残します。 それでも症状が出る場合は全ての神経を除去します。 虫歯 が大きく、神経の近くまで削った場合、歯の神経を残す場合は、治療後に痛む可能性がある事を説明しないと、患者様の不信感を生む事に繋がるので説明が非常に大事になります。 神経を保存する、除去する際の判断基準や、それぞれのメリット、デメリットは後述したいと思います。  やはり 虫歯 にならなければ、治療する必要もなく、当然治療後の痛みは起きませんので、日々のご自身での口腔内のケア、クリニックでの定期的健康をこまめに行いましょう。    柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~  

歯科治療は家造り

私自身、歯科治療は家造りに非常に似ていると考えてます。 歯科治療は、痛みを取り除く、咬めるようにするといった患者様の主訴に基づいて、症状が改善するように進めていきます。 そして、来院頻度や治療の難易度にもよりますが、大部分の方は口腔内の機能が回復していきます。(中々改善に至らないケースも当然あります) しかし、本当の治療結果が出るのは5年後、10年後なのです。 家を建てる場合は、新築の状態では当然きれいですし、満足度も高いはずです。 基礎工事や柱がしっかりしていて、メンテナンスが行なわれている家は長く住む事が出来るはずです。 そうでない場合は数年でトラブルが起こる可能性が上がるでしょう。 歯科治療も、治療直後は満足度は高くても、数年でトラブルが多発する事があります。 逆に20年以上トラブルがないケースもあります。 治療成績の明暗を分けるのは、歯や歯茎などの将来的な状況を見越しての診断や治療、メンテナンスが行われているかが重要であると考えています。 患者様の将来的なお口な中の状況も考慮した包括的な歯科治療を提供出来るよう日々の診療、技術、知識の研削に努めていきたいと考えております。 院内に新しい観葉植物を配置しました。                  (アカシアの木)    柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~  

歯は何故抜くの?

  柏木ミモザ歯科クリニック院長 の蛯名です。 誰もが歯を極力抜きたくないですよね。 今まで本当に多くの患者様から相談を受けて来ました。 当院も極力歯を抜かないような治療をしていますが、それでも残念ながら抜歯になるケースはあります。 以前は親知らずを抜歯する理由を記事にしましたが、今回は親知らず以外の歯を抜歯するケース、理由を述べたいと思います。 1:その歯が存在する事で、痛みや炎症部位が周辺の歯や組織にまで拡がり、ひいては人体に有害であると判断した場合。 2:特に症状はないが単独では人工的な歯を作れない。よって、歯を抜く事で、周りを巻きこんで人工的な歯を作る場合。 の2パターンがあります。 つまり歯を残す事で、患者様の健康へ害を与えるリスクがあると判断し、抜歯する場合 と 治療を積極的に進めるために抜歯する場合 です。 歯自体が、残っている部位が少ないと残念ながら人工的な歯をたてる事が出来ない場合があります。 抜歯を行い、他の歯を利用して抜いた部位を補うような被せ物などを作っていきます。 抜歯をする際は、いずれにしても歯科医としっかりお話しをして、理由を明確に説明してもらいましょう。また、抜歯後の治療のイメージを持てるようにしてください。 歯を抜くか、抜かないか、またその後の治療方針が歯科医師と患者様でイメージが共有出来ていないと、理想的なゴールにはたどり着けません。 どうしても自身のイメージと違う場合は、他の歯科医師にセカンドオピニオンをとる事をおすすめします。 皆様が納得の出来る歯科医療を受けれる事を願っております。   柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~