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2月, 2022の投稿を表示しています

ホワイトニング症例2~デュアルホワイトニング

 今回はデュアルホワイトニングの症例を報告します。 デュアルホワイトニングとはホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用した ホワイトニング です。 さて、今回の患者様は 患者様情報  50代男性 主訴     歯を出来るところまで白くした           い。 治療方法   デュアルホワイトニング まずは ホワイトニング 治療前後の比較です。 かなり白く変化しているのが分かります。           before                                     after   それでは詳しく見ていきましょう。 まず、初診時の状態です。          before 人間の歯は年齢とともに黄色味が増してきます。 「出来るところまで白くしたい」との事でしたので、今回はデュアルホワイトニングを行う事にしました。 まずは一ヶ月間ホームホワイトニングを行いました。  その結果がこちら        ホームホワイトニング後 ホワイトニング 開始から一ヶ月後に来院して頂きました。 だいぶ白くはなりましたが、まだ黄色味が残っています。 ホームホワイトニングの確認と同時にオフィスホワイトニングを行いました。 治療時間は一時間半程度です。 そして、いよいよオフィスホワイトニング完了        オフィスホワイトニング後 ホームホワイトニング後より、さらに3段階程度白さがアップしました。 デュアルホワイトニングは、歯の黄色味が強かったり、可能性な限り歯を白くしたいという方へおすすめの ホワイトニング です。 ご自身の歯の色調等でお悩みの方は是非ご相談ください。 柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~

ホワイトニング後の副作用について

今回は、 ホワイトニング後の副作用についてお話しします。 最近、「 ホワイトニング 治療後は歯が脆くなりませんか?」、「歯に色が着きやすくなりませんか?」等の質問を患者様から頂く事が増えてきました。 そこで、今回は ホワイトニング 治療の副作用についてお話しをしたいと思います。 昔から良く言われる副作用の代表例として下記の症状が挙げられます。 歯がしみる等の知覚過敏症状が起きる。 歯が脆くなる。 着色が目立ちやすくなる。 結論から言うと この3つの症状は、起こる可能性はあります。 しかし、その可能性は低く、仮に起きても症状は軽度ですぐに改善する場合がほとんどです。 知覚過敏症状に関しては、 最近の ホワイトニング 材は、知覚過敏抑制剤が含まれいる物も多く、以前より症状が起きにくくなっています。 歯が脆くなるという事に関しては、 ホワイトニング 治療により、歯の水分量は一時的に減少します。 しかし、神経、血管のある歯ではすぐに元通りになります。 最近の ホワイトニング剤 には、失われた水分量を補うための成分が含まれる物が多いです。 これにより、ホワイトニング後の歯の表面の艶感、光沢感が以前より増してきています。 また、歯が乾燥する事によるひび割れや破折はかなり減少しています。 実際に、当院では ホワイトニング 治療後に歯が欠けたというケースは未だにありません。 着色に関しては、以前よりホワイトニング後の歯の水分量の減少が少なく、歯の表面が粗造にならないため着色自体が付着しにくくなっています。 また、 ホワイトニング 治療により歯が白くなるため、着色が目立ちやすくなるとも考えられます。 最近の ホワイトニング 材は非常に進化しており、 ホワイトニング 治療後に上記のような症状を訴えるケースがほぼないのが現状です。 知覚過敏の症状のみ、当院の患者様で生じたケースが数軒ありましたが、自然に消失したり、知覚過敏処置ですぐに改善しました。 あくまで私のホワイトニング治療の経験ですが、上記のような副作用が起こる確率は低く、起きてもすぐ改善するケースがほとんどです。 歯科治療には、様々な治療がありますが、 ホワイトニング 治療は、私自身、その効果に対して、非常に副作用のリスクの低い治療だと考えています。 当院では ホワイトニング 治療後は、定期検診を行い、異常がないかのチェックや、

歯周病治療で糖尿病が改善?

 歯周病と糖尿病とは深い関連性がある事をご存知ですか? 歯周病 と糖尿病、この2つの疾患の関連性を示すメカニズムをご説明します。 まず、 歯周病 が進行すると、歯茎の内側から炎症性物質が発生します。 この炎症性物質により、体内の血糖値を下げる働きをするインスリンの働きが抑制され、血糖値が上がってしまいます。 結果的に糖尿病が悪化してしまうのです。 一方で、糖尿病は、免疫機能を低下させる疾患のため、歯周病菌の影響を受けやすいのです。 すなわち糖尿病の方は、 歯周病 に罹患しやすい傾向にあります。 つまり、 糖尿病 という疾患の特性上、 歯周病 になり易い。 また、 歯周病 に罹患する事で糖尿病も悪化させてしまうという負のスパイラルに陥ってしまうのです。 近年、 歯周病 の治療を行うと、糖尿病が改善するケースがあるという事が明るみになっています。 糖尿病は高血圧、心疾患や脳疾患等の様々な合併症を引き起こす怖い疾患です。 歯周病治療により、糖尿病が改善される事で、様々な合併症を引き起こすリスクを軽減し、いつまでも健康な体を維持する事が可能になります。 かかりつけ医での、定期検診、クリーニングを行い、日々の口腔ケアの意識を高く持ってお口の中はもとより、いつでも健康な体を目指しましょう。    柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~

審美歯科 症例1

 審美歯科とはどのような治療をするかご存知ですか? 審美歯科 とは歯や口元の美しさに焦点を当てた総合的な歯科医療の事を指します。 今回は実際に当院で行った前歯4本の治療を見て頂きたいと思います。           治療前 患者様情報 年齢 70代 性別 女性 主訴 前歯の差し歯が気になる。 前歯の差し歯の色と、笑った時に差し歯と歯茎の隙間が気になるとの事でした。 差し歯は年月とともに変色してきます。 また、歯茎も下がってくるため、差し歯の根元が合わなくなったきます。食べ物が詰まり易く、歯周病の発症の原因にもなるため改善が必要になります。 そこで、今回は、当院で前歯4本を作る事にしました。       今回の 審美歯科 治療の目標 前歯4本の色調と歯茎の部分を改善する。 発音、咬むなどの機能を問題なく行えるようにする。 歯の形、色等を患者様のイメージに近い形で仕上げる。 そこでまず、現在の前歯4本を除去して、仮歯を装着します。           仮歯とは 最終的な歯を入れる前の、準備段階的な一時的な被せ物です。 歯の形や、歯茎部分の適合を合わせます。実際に、装着した状態でしばらく過ごしてもらいます。 話したり、咬めるかどうかを確認します。歯の形を長くしたり、短くしたり等のご要望を聞きながら、来院時に調整します。 今回、患者様には3回程来院して頂き、仮歯の形を調整しました。 実際の仮歯の装着期間は3週間程度でした。   仮歯装着 (3回の調整後)(装着期間3週間) 歯茎部分が正確に適合しているのが分かると思います。 色調に関しては、仮歯装着の段階では周囲の歯と調和していません。 完成時に最終的に合わせていきます。 歯の形は調整を繰り返す事によりイメージに近い状態になってきました。 話す、食べる事も前よりも快適だとおっしゃっていました。 3回の仮歯の調整で、仮歯装着期間を終了としていよいよ次回完成となります。       そして、いよいよ    完成 仮歯を最終的な被せ物に置き換えて完成です。 基本的には仮歯と同様の形態ですが、艶があり、左右対称的に精巧に仕上げました。 周辺の歯の色に合わせているため、仮歯より自然に見えます。 仮歯装着期間を十分にとり、仮歯とほぼ同じ形の差し歯を入れて完成したため、患者様の装着後の違和感がなく、歯の形もイメージ通りになりました。 患者