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歯周病治療で糖尿病が改善?

 歯周病と糖尿病とは深い関連性がある事をご存知ですか? 歯周病 と糖尿病、この2つの疾患の関連性を示すメカニズムをご説明します。 まず、 歯周病 が進行すると、歯茎の内側から炎症性物質が発生します。 この炎症性物質により、体内の血糖値を下げる働きをするインスリンの働きが抑制され、血糖値が上がってしまいます。 結果的に糖尿病が悪化してしまうのです。 一方で、糖尿病は、免疫機能を低下させる疾患のため、歯周病菌の影響を受けやすいのです。 すなわち糖尿病の方は、 歯周病 に罹患しやすい傾向にあります。 つまり、 糖尿病 という疾患の特性上、 歯周病 になり易い。 また、 歯周病 に罹患する事で糖尿病も悪化させてしまうという負のスパイラルに陥ってしまうのです。 近年、 歯周病 の治療を行うと、糖尿病が改善するケースがあるという事が明るみになっています。 糖尿病は高血圧、心疾患や脳疾患等の様々な合併症を引き起こす怖い疾患です。 歯周病治療により、糖尿病が改善される事で、様々な合併症を引き起こすリスクを軽減し、いつまでも健康な体を維持する事が可能になります。 かかりつけ医での、定期検診、クリーニングを行い、日々の口腔ケアの意識を高く持ってお口の中はもとより、いつでも健康な体を目指しましょう。    柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~

審美歯科 症例1

 審美歯科とはどのような治療をするかご存知ですか? 審美歯科 とは歯や口元の美しさに焦点を当てた総合的な歯科医療の事を指します。 今回は実際に当院で行った前歯4本の治療を見て頂きたいと思います。           治療前 患者様情報 年齢 70代 性別 女性 主訴 前歯の差し歯が気になる。 前歯の差し歯の色と、笑った時に差し歯と歯茎の隙間が気になるとの事でした。 差し歯は年月とともに変色してきます。 また、歯茎も下がってくるため、差し歯の根元が合わなくなったきます。食べ物が詰まり易く、歯周病の発症の原因にもなるため改善が必要になります。 そこで、今回は、当院で前歯4本を作る事にしました。       今回の 審美歯科 治療の目標 前歯4本の色調と歯茎の部分を改善する。 発音、咬むなどの機能を問題なく行えるようにする。 歯の形、色等を患者様のイメージに近い形で仕上げる。 そこでまず、現在の前歯4本を除去して、仮歯を装着します。           仮歯とは 最終的な歯を入れる前の、準備段階的な一時的な被せ物です。 歯の形や、歯茎部分の適合を合わせます。実際に、装着した状態でしばらく過ごしてもらいます。 話したり、咬めるかどうかを確認します。歯の形を長くしたり、短くしたり等のご要望を聞きながら、来院時に調整します。 今回、患者様には3回程来院して頂き、仮歯の形を調整しました。 実際の仮歯の装着期間は3週間程度でした。   仮歯装着 (3回の調整後)(装着期間3週間) 歯茎部分が正確に適合しているのが分かると思います。 色調に関しては、仮歯装着の段階では周囲の歯と調和していません。 完成時に最終的に合わせていきます。 歯の形は調整を繰り返す事によりイメージに近い状態になってきました。 話す、食べる事も前よりも快適だとおっしゃっていました。 3回の仮歯の調整で、仮歯装着期間を終了としていよいよ次回完成となります。       そして、いよいよ    完成 仮歯を最終的な被せ物に置き換えて完成です。 基本的には仮歯と同様の形態ですが、艶があり、左右対称的に精巧に仕上げました。 周辺の歯の色に合わせているため、仮歯より自然に見えます。 仮歯装着期間を十分にとり、仮歯とほぼ同じ形の差し歯を入れて完成したため、患者様の装着後の違和感がなく、歯の形もイメージ通りになりました。 患者

ホワイトニング~どこまで白くなる?

ホワイトニング で実際にどれくらい歯が白くなるのでしょうか? 当院の ホワイトニング は、日本人の平均的な歯の色をA3とすると、人から白いと気付かれる040まで、最大9段階UPを目指します。 ホームホワイトニングでは3週間から1ヶ月位じっくり時間をかけて歯を白くします。 オフィスホワイトニングでは、クリニックでの1時間半位の施術で歯を白くします。 ホワイトニングの種類 については当ブログで触れてますのでご覧ください。 ホワイトニング の効果は当然個人差はありますが、効果の出やすいのは 年齢が若い方 歯を白くしたい部分が、虫歯が少なく、治療の跡ない方 ホワイトニング 治療の経験の無い方 若年者の方が、歯の内部の黄色部分が薄いため白くなる期間は早いです。 ただ、高齢の方でも、ホームホワイトニングで時間をかけて白くして、さらにオフィスホワイトニングで仕上げると高い効果があります。 年齢により、治療効果の出る期間に差はありますが、最終的な治療効果には差はほぼありません。 詰め物や被せ物等の治療の跡は ホワイトニング 効果が出ないため、自身の歯の部分が多い方ほど効果があります。 治療な跡が多い方の場合、先に ホワイトニング 治療を行い、最終的には、 ホワイトニング 治療で白くなった歯に合わせて、白い詰め物や被せ物を作るという手法をとります。 違和感なく統一感のある白い歯を目指して治療を進めていきます。 ホワイトニング 治療を繰り返している方は、脱色しきれているケースもあり、 ホワイトニング 治療を行っても、あまり変化がない事があります。 クリニックで初めて ホワイトニング 治療を受ける方の方が効果があります。 患者様の既往歴を確認した上で、効果が見込めるかどうかを説明します。 当院では、患者様のご希望や状況に応じた ホワイトニング メニューをご提案しますので、お気軽にご相談ください。 当院のホワイトニングはこちら~

セカンドオピニオンの重要性

 セカンドオピニオンという言葉をご存知ですか? セカンドオピニオン とは、よりよい決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」のことである。 日本においては主に医療の分野で用いられる用語である。~Wikipediaよ り と定義付けられていています。 当院の患者様には、状況に応じて積極的に セカンドオピニオン をお勧めする場合があります。 一つ目は、 歯科医師である私自身が、患者様の診断や、治療方針に確信が持てない場合。 この場合は、大学病院等の高度医療機関にご紹介して、意見を聞いたり、専門的な治療をお願いします。 二つ目は、 歯科医師である私自身は、患者様の診断や治療方針に確信を持っていますが、別の歯科医師のお話しを聞いてもらい、患者様が納得した上での治療を目指す場合です。 歯を削る、歯を抜く、神経を取るなどの医療行為は後戻り出来きません。 したがって、後悔しないような治療計画を立て、治療を行う事はとても重要になってきます。 患者様自身の判断で セカンドオピニオン をとり、その上で当院の治療方針について協議、検討する事も適切であると考えています。 様々な意見を聞いて、結果として最適な歯科医療を受ける可能性を高める セカンドオピニオン を是非ご活用ください。 柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~  

院内感染対策

当院の院内感染対策について一部紹介します。 これは、 口腔外バキューム という機械です。 治療時に発生する粉塵を吸引し、飛沫が拡散する事を防ぐ役割があります。 昨年、 院内感染対策 として購入しましたが、とても有用です。 吸引力が大きいため、治療時の粉塵を確実に吸い込みます。 銀歯等の調整の際も、床に粉塵が落ちないため、結果的に床の汚れを減らす事ができ、院内を清潔に保つ事が出来ます。 院内清掃の面からも非常に有用です。 今回、紹介した機械は、当院の 院内感染対策 の一部です。 今後も当院では、 院内感染対策 の徹底に努め、院内を常に清潔に保つように心がけます。 柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~

ホワイトニング症例1

   当院のホワイトニング症例を報告します。           術前                   術後 患者様data 性別 女性 年齢 20代 治療内容  ホームホワイトニング治療 患者様は、歯の黄ばみが気になるという事で ホワイトニング を希望していました。 まずは検診をして口腔内の状態を確認します。 奥歯に数本の虫歯が確認されたので、虫歯の治療後に ホワイトニング を行う事にしました。 すべて小さい虫歯でしたので、白いプラスチックの材料を詰める治療を数回で完了しました。 奥歯2本以外の上10本、下10本の歯は虫歯もなく、人工的な被せ物もないため、 ホワイトニング 治療の条件としては非常に良いと言えます。 なぜなら、 ホワイトニング 治療では治療した詰め物、被せ物は白くならないからです。 虫歯治療、クリーニング後に、作製したマウスピースとホワイトニングジェルをお渡しして1ヶ月間ホームホワイトニングを行ってもらいました。 術後の画像をご覧ください。 術前よりも透けるような白い歯に変化したのが分かると思います。 患者様は、家族の方に「歯が白くなったね」と言われて嬉しかったとおっしゃっていました。 ホワイトニング 治療後の知覚過敏の症状もないため、今後は当院で、3か月に1回のメンテナンスを行い、歯の白さの維持をしていく予定です。    当院のホワイトニングはこちら~        

美しい入れ歯

 皆さんは入れ歯についてどのようなイメージがありますか? 入れ歯 といえば上の図のような金具が付与されている物が大部分を占めていました。 これでは笑った時に金属色が目立ちますよね。 また取り外しの際に、金具がかかる歯には負担がかかりやすいです。 金具のかかる歯は、徐々に揺れてきて、抜歯になるケースがかなりあります。 結果的に抜歯して 入れ歯 を作り、また、金具のかかる歯が揺れてきて抜歯して、また新しい 入れ歯 を作るという負のスパイラルに陥ってしまうのです。 こうした問題を解決した 入れ歯 があります。 このように、通常金具である部分が、ピンクの樹脂で出来ています。 また、歯ではなく歯茎にかかる事で歯に負担がかかりにくくなります。 元々は審美義歯と呼ばれ、通常の入れ歯の金具部分が気になる方の、見た目の改善の目的で開発されました。 それと、同等かそれ以上に、 入れ歯 がかかる歯に負担が少なく、歯を失うリスクを減らすという大きなメリットがあります。 また、材料が非常に進歩して、強度があり割れたり、壊れる可能性も非常に低いです。 このように、残っている歯を守り、金具部分のない見た目も美しい入れ歯も製作する事が出来ます。   金具付き       金具なし 入れ歯 の金具が気になる これ以上歯を失いたくない 方はかかりつけの歯科医院で是非相談してみてください。 柏木ミモザ歯科クリニックはこちら~